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問いだけ渡して任せる放牧型

行き先だけ示して、たどり着き方は相手に預ける人

横軸 渡し方 / 縦軸 見守り方。他の象限をタップすると、そのタイプの解説が読めます。

考え方だけを渡して、あとは完全に任せる人です。教えるときはまず考えてもらう問いから入るし、相手が手を止めてもしばらく黙って待つ。任せたあとは終わるまで見ないし、失敗しそうでもそのままやらせる。できるようになったと判断するのは、見ていないところでできていたときです。あなたが渡しているのは、方向と時間です。この型が育てる人は、いちばん遠くまで行きます。手順を渡されなかった人は、自分でやり方を作ることになる。作ったやり方は本人のものなので、状況が変わっても組み替えられます。しかも失敗まで含めて自分で通っているので、対処の引き出しが多い。あなたが教えた人は、あなたがいない場所でいちばんよく動きます。任せられた経験そのものが、その人の判断の土台になります。ただし、この渡し方が成立するには、相手の側に時間と余裕が要ります。どちらも足りない状況では、任されたことが放っておかれたこととして届く。もうひとつ、見ていないので、詰まっているのか進んでいるのかが分かりません。相手が声を上げない型だった場合、長い時間そのままになります。育つ人はよく育ち、そうでない人には何も起きない。この型は、結果の振れ幅がいちばん大きくなります。

つよみ

  • 作ったやり方が本人のものになること
  • 状況が変わっても組み替えられること
  • 失敗まで通るので対処の引き出しが多いこと
  • 教える人がいない場所でよく動けること

気をつけたいこと

  • 時間と余裕がないと放置に見えること
  • 詰まっているのか進んでいるのか見えないこと
  • 結果の振れ幅がいちばん大きいこと

次の一手

任せ方は変えなくて構いません。かわりに、任せる前に期限だけ決めてください。いつまでに一度見せてもらうかを先に伝える。それだけで、詰まったまま長く止まることがなくなります。もうひとつ、任されることが放っておかれたことに見えていないか、一度だけ聞くこと。あなたの信頼は、伝えなければ相手には届いていません。

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