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問いを渡して隣で見る対話型

答えではなく問いを渡して、その場で一緒に考える人

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答えを渡さずに、隣で一緒に考える人です。教えるときは、どこを目指すかや、考えてもらう問いから入る。相手が手を止めればどこで詰まったかを聞くし、間違えたときは何が起きたかを一緒に見る。任せたあともそばにいて、途中経過は区切りごとに見ます。あなたが渡しているのは手順ではなく、考え方のほうです。この型は、身につく深さがいちばんあります。自分で考えて出した答えは、渡された答えより残ります。しかもあなたは隣にいるので、考える方向がずれたときにその場で戻せる。一人で考えさせる場合に起きる、間違った方向へ長く進んでしまう時間がありません。考える力と正確さを同時に育てられるのは、この組み合わせだけです。時間はかかりますが、育った人は手順の外でも動けます。ただし、問いを渡されるのは、答えを渡されるより負荷の高い作業です。急いでいる場面や、相手に余裕がない時期には、この負荷が重くのしかかります。もうひとつ、隣にいる人が問いを出し続けると、相手には試されているように届くことがあります。あなたは一緒に考えているつもりでも、答えを持っている側が問う形は、外からは確認に見えます。

つよみ

  • 自分で出した答えが残ること
  • ずれたときにその場で戻せること
  • 考える力と正確さを同時に育てること
  • 育った人が手順の外でも動けること

気をつけたいこと

  • 問いは答えより負荷が高いこと
  • 急ぐ場面や余裕のない時期には重いこと
  • 試されているように届くことがあること

次の一手

問いを渡すやり方は変えなくて構いません。かわりに、急ぎの場面だけは答えを先に渡してください。時間がないときの問いは、負荷にしかなりません。使い分けを決めておくと、問いが効く場面で確実に効きます。もうひとつ、問うときに自分も分かっていないことを一つ混ぜること。一緒に考えている形が伝われば、試されている感覚が消えます。

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