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決めた場所でだけ譲らない専科型

ここと決めた分野では人に負けたくない。それ以外は静かな人

横軸 競う相手 / 縦軸 本気になる場面。他の象限をタップすると、そのタイプの解説が読めます。

競う相手は人だけれど、競う場所のほうを自分で決めている人です。自分の分野については、上に誰がいるかをはっきり把握しています。同じことをしている人が先に上達すればやり方を聞いて取り入れるし、褒められてうれしいのは、この中でいちばんだと言われたときです。その一方で、人数合わせで誘われた場や苦手な分野の順位には、ほとんど反応しません。負けても悔しさが残らない。この二つが、同じ人の中に無理なく同居しています。この型の強みは、力の集中にあります。競う場所を絞ったぶん、その分野に注げる時間と気持ちの量が多くなる。人と比べているので基準は甘くならず、しかも比べる範囲が限られているので、消耗が全方向へ広がりません。何かを長く続けている人にこの型が多いのは、続けるための余力が手元に残るからです。ただし、あなたが引いた線は、周りからは見えていません。ある場面では譲らないのに別の場面では興味がなさそうに見えるので、やる気の波が大きい人として受け取られることがあります。実際には波ではなく、線が引いてあるだけです。もうひとつ、決めた場所の外に強い相手が現れても、あなたはそこを測っていません。分野の境目が動いたときに、気づくのが遅れることがあります。境目は自分で引いたものなので、動いたことを知らせてくれる人もいません。

つよみ

  • 絞ったぶんの集中の厚さ
  • 人と比べることで甘くならない基準
  • 消耗が全方向へ広がらないこと
  • 長く続けるための余力の残り方

気をつけたいこと

  • 引いた線が周りに見えていないこと
  • やる気の波が大きい人に見えること
  • 分野の境目が動いても気づきにくいこと

次の一手

引いた線はそのままで構いません。かわりに、その線がどこにあるのかを一度だけ人に言っておいてください。ここは本気でやる、ここは付き合いで出る。先に伝えておくと、やる気の波として受け取られることがなくなります。もうひとつ、年に一度だけ線の位置を見直すこと。自分の分野の境目は、外の事情でゆっくり動きます。動いたことに気づけるのは、その線を引いた本人だけです。

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