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定番を静かに歌い切る型

曲は無難に選ぶのに、歌うときは自分の中に入る人

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選ぶ曲は誰もが知っているものなのに、歌い方は自分の世界に入るタイプです。合いの手を求めるわけでもなく、盛り上げようとするわけでもない。画面を見ながら、いつもの曲を最後まで丁寧に歌います。この組み合わせは、場に安心を置きます。知らない曲ではないので聴く側は身構えず、かといって過剰な参加も求められない。全員が少し休める時間になります。にぎやかな会ほど、この静かな一曲が効きます。あなたのあとの人が歌いやすくなっているのは、空気が一度整うからです。ただ、選曲が定番であることと、歌に入り込んでいることが重なると、印象が薄くなります。攻めた曲でもなく、場を回すわけでもないので、その場の記憶に残りにくい。本人は満足していても、周りからは何を歌っていたか思い出されないことがあります。もうひとつ、この型は同じ曲を歌い続けます。安心して歌える曲が決まっているぶん、新しい曲を試す機会が来ない。歌える曲の数は、意識して増やさないかぎり何年も変わりません。それで困ることはありませんが、選べる幅は静かに狭くなっていきます。

つよみ

  • 場に安心できる時間を作れる
  • 聴く側が身構えずに済む
  • 次の人が歌いやすくなる
  • にぎやかな会でも自分を保てる

気をつけたいこと

  • その場の記憶に残りにくい
  • 何を歌ったか覚えられていない
  • 歌える曲が増えていかない

次の一手

歌い方を変える必要はありません。ひとつだけ、年に何曲かは新しい曲を持ち歌に足してください。安心して歌える曲が増えるだけで、選択肢は倍になります。もうひとつ、歌い終わったあとに一言だけ場に返すこと。この曲好きなんです、で足ります。入り込んで歌ったあとの一言が、いちばん印象に残ります。歌い方を変えるより、前後の一言のほうが効きます。

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