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必要な線で止める実務型

求められた水準を見極めて、そこで手を離せる人

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あなたは、どこまでやれば足りるかを先に見ています。求められた水準を確かめ、そこを満たしたら手を離す。上げられる余地が残っていても、必要でなければ上げません。この判断が早いので、時間の使い方に無駄が出ません。この型の強みは、力の配分です。全部に同じ力をかける人は、大事なところに力が残りません。あなたは水準を見極めているので、入れる場所と抜く場所が分かれている。結果として、限られた時間でいちばん多くのことが片づきます。仕事量が増えても崩れないのは、この型です。難しさは、水準の読み違いに気づきにくいことです。あなたの見積もりは、相手が求めているものを正しく読めている前提で成り立っています。読みが外れたときには、足りない状態でそのまま出ることになる。しかも自分の中では十分にやったつもりなので、指摘が理不尽に感じられます。もうひとつ、必要な線で止める人には、抜きん出たものが生まれにくい。求められた以上をやらない判断は毎回正しく、そのぶん誰の記憶にも残りません。正しさと印象は、別のところで決まります。

つよみ

  • 時間の使い方に無駄が出ない
  • 力を入れる場所を選べる
  • 仕事量が増えても崩れない
  • 止める判断が早い

気をつけたいこと

  • 水準の読み違いに気づきにくい
  • 足りない状態で出ることがある
  • 抜きん出たものが生まれにくい

次の一手

止める位置は変えなくてかまいません。かわりに、水準の読みを一度だけ相手に確かめてください。どこまでやれば足りるかを口に出して聞く。読み違いはこれだけでほとんど消えます。もうひとつ、年に何度かは必要な線を越えてみること。全部で越える必要はありません。ひとつだけ必要以上に仕上げたものを持っておくと、それが自分の見本になります。

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