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そのつど先へ回す積み増し型

枠は決めないのに、気づくと先のほうへ回している人

横軸 お金の向け先 / 縦軸 決め方。他の象限をタップすると、そのタイプの解説が読めます。

お金の向き先が先にあって、しかも決まった枠を持たない人です。予定外の収入があれば手をつけずに置いておくし、欲しいものが見つかれば後々まで必要かどうかを先に考える。それでいて、買うかどうかの判断はそのときの状況で決めるし、予算も決めたあとで状況が変われば動かします。あなたの中では、枠ではなく方向のほうが固定されています。この型は、いちばん柔らかく強い型です。枠で管理する人は、枠の外の出来事に弱い。想定していなかった支出が来ると、そこで組み立て直しが必要になります。あなたは最初から枠を持っていないので、来た出来事に合わせて配分を変えられる。それでも先へ回す方向は変わらないので、長い目で見れば残ります。判断のたびに考えているぶん、状況の変化がそのまま反映されるのも強みです。ただし、そのつど判断するやり方は、判断の回数だけ力を使います。枠を決めてある人が考えずに済ませている場面で、あなたは毎回考えている。回数が積み上がると、判断そのものが雑になる時期が来ます。もうひとつ、方向だけが決まっていて量が決まっていないので、どれだけ回したのかが自分でも分かりません。足りているかどうかを確かめる基準が、あなたの中にはないままです。

つよみ

  • 想定外の出来事に組み直しが要らないこと
  • 状況の変化がそのまま反映されること
  • 枠に縛られず配分を変えられること
  • 方向が固定されているので長い目で残ること

気をつけたいこと

  • 判断の回数だけ力を使うこと
  • 回数が積み上がると判断が雑になること
  • 足りているかを確かめる基準がないこと

次の一手

枠を作る話ではありません。かわりに、回した量だけを数えてください。月に一度、先へ回った分がどのくらいだったかを見る。決めるのではなく、後から数えるだけです。それだけで、足りているかどうかの基準ができます。もうひとつ、判断が雑になってきたと感じる時期には、金額の小さいものだけ枠に入れること。全部を枠にすると窮屈になりますが、小さいものを外すだけで判断の回数がはっきり減ります。

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