Neome

立ち止まった時点で動き出す型

待つことになった瞬間に、別の手を探しはじめる人

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待つという状態そのものを、選択肢から外している人です。行列があれば並ばずに別の店へ行くし、エレベーターは待たずに階段で行く。信号が赤になれば遠回りでも進める道を探すし、人の話が長くなれば結論を促す。頼んだことの返事が来なければ、早い段階でもう一度聞きます。あなたにとって、止まっていることは選べる状態ではありません。この型は、進む総量がいちばん多い。待たない人は、待っている人が止まっているあいだにも動いています。一日で見れば小さな差でも、一年で見ると通った場所の数が明らかに違ってくる。しかも代わりの手を探す癖がついているので、道が一本塞がっても止まりません。詰まりに強いのは、詰まった経験があるからではなく、詰まる前に動いた回数が多いからです。ただし、待てば済んだものにまで代わりの手を使っています。並ばなければ入れない店や、時間をかけないと出ない結果は確かにあります。あなたの手元には、そこにしかなかったものが残りません。もうひとつ、人が相手のときは、待たないことが相手の時間を削ります。言葉を先に言ってしまえば会話は速く終わりますが、相手が言おうとしていたことは出ないまま消えます。

つよみ

  • 止まっているあいだにも動いていること
  • 一年で通る場所の数の多さ
  • 道が一本塞がっても止まらないこと
  • 代わりの手を探す速さ

気をつけたいこと

  • 待てば済むものにも代わりを使うこと
  • そこにしかなかったものが残らないこと
  • 相手が言おうとしたことが消えること

次の一手

速さを落とす話ではありません。かわりに、待たない判断をする前に、代わりがあるかだけ確かめてください。代わりがあるなら今までどおりで構いません。ないものにまで代わりを探すと、そこにしかなかったものを取り逃がします。もうひとつ、人が相手の場面だけは待つと決めておくこと。機械や行列は待たなくても何も失いませんが、人の場合は待たなかった分がそのまま消えます。

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