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働き方が合わないと感じるときに、どこがずれているかを分ける

仕事の内容そのものが嫌いなわけではないのに、日々の進め方が体に合っていない気がします。会議が多い、細かく確認される、逆に何も決まっていない。辞めるほどではないけれど続けると消耗する。この状態を扱うには、合わない部分を具体的に分ける必要があります。

合わないの中身を、四つに分ける

働き方という言葉は広いので、そのままでは対処できません。分けるなら、時間の使い方、裁量の大きさ、人と一緒に進める量、評価のされ方の四つになります。この四つは独立していて、それぞれ調整できる余地も違います。

時間の使い方は、始業と終業の固定度、割り込みの多さ、まとまった時間が取れるかどうか。裁量は、手順や順番を自分で決められるかどうかです。この二つが合っていないと、仕事の内容が好きでも消耗します。

共同作業の量は、一日のうち他人と関わる時間の割合です。一人で進めるほうが力の出る人と、話しながら進めるほうが速い人では、適した割合が大きく違います。

評価のされ方は、成果で見られるのか、過程や姿勢で見られるのか。ここがずれていると、努力の方向が報われない感覚が続きます。

自分に効いている項目を、特定する

四つのうち、実際に消耗の原因になっているのは一つか二つです。全部が合っていないと感じるときも、書き出すと偏りが見つかります。

特定するには、しんどかった日と、そうでもなかった日を比べます。同じ仕事量でも差が出ているなら、差の原因は内容ではなく進め方の側にあります。会議が多かった日、割り込みが多かった日、一人で作業できた日。

比べる材料は、二週間分あれば十分です。記憶だけで判断すると直近の印象に引っ張られるので、簡単でいいので書き留めておくほうが正確になります。特定できれば交渉の対象もはっきりして、全部は変えられなくても一つなら動かせる場合が多い。

調整できる範囲は、思っているより広い

会議の数、報告の頻度、作業の時間帯、担当の配分。この種のものは、相談すれば変わることがあります。変わらないと決めつけているだけで、そもそも言っていない場合も少なくありません。

伝えるときは、働きにくいという形ではなく、成果に結びつける形にします。午前に割り込みが入らない時間があれば、この作業が早く終わる。この言い方なら、条件の交渉として扱われます。

全部を一度に変えようとすると通りません。一つに絞って、効果が出たら次を出す。実際に成果が上がっていれば、二つ目は通りやすくなります。

自分の側だけで動かせる部分もあります。作業の順番、確認を入れるタイミング、集中する時間帯の選び方。ここは誰にも相談せずに変えられるので、先に試しておくと交渉の材料にもなります。

動かせない条件は、早めに見極める

職種や業界の構造として決まっている部分は、交渉では動きません。常に人と関わり続ける仕事、時間が固定されている仕事、成果より過程で評価される制度。ここが自分の合わない項目に当たっている場合、その場での調整には限界があります。

見極める目安は、同じ職場の他の人がどうしているかです。誰も変えられていない条件なら、それは個人の交渉ではなく構造の側にあると考えて差し支えありません。

構造だと分かった時点で、判断が変わります。我慢して慣れるか、環境を変えるか。中間の努力を続けても、消耗だけが積み上がります。

見極めには時間がかかります。入って数か月では、調整の余地があるかどうかが分かりません。焦って結論を出さないほうが正確です。

合わないことは、能力の問題ではない

進め方が合わない環境では、実力が出にくくなります。出ないので評価も上がらず、能力が足りないという結論に見えてしまう。ここで自分を責めると、環境を変える選択肢が消えます。

同じ人が、進め方の違う職場に移った途端に成果を出すことは珍しくありません。合っているかどうかは能力の高低とは別の軸なので、混ぜて考えると判断を誤ります。

とくに、共同作業の量と裁量の大きさは、成果への影響が大きい。この二つが合っていない環境では、努力の効率がかなり落ちます。

自分を変えて適応する道もありますが、変えられる範囲には限りがあります。適応の努力と、環境を選ぶ努力は、どちらも同じくらい正当です。

働き方の型は、時期によっても変わる

若いころに合っていた進め方が、生活の状況が変わると合わなくなることがあります。家族の事情、体力、住む場所。前は平気だった条件が、今は消耗の原因になっていることは普通に起こります。

だから、以前は問題なかったのだからと自分を説得するのは正確ではありません。条件が変わったなら、合う形も変わって当然です。定期的に確認する項目として持っておくと限界が来る前に動けるので、年に一度、四つの項目を見直すだけで足ります。

自分がどう働くと力が出る人なのかは、忙しいときほど見えなくなります。働き方タイプ診断では、進め方をどこまで自分で決めたいかと、人と一緒に進めるか一人で進めるかの二つを見ています。

自分の傾向を確かめてみる

仕事を任されたとき、先に設計してから動くか、動きながら考えるか。そして人を巻き込むか、一人で進めるか。この2つの組み合わせで、働き方のくせは4つのタイプに分かれます。10問の質問に答えると、あなたが力を出せる仕事の形と、同じやり方が足を引っぱる場面がわかります。

10問 / 約2分 / 結果4タイプ

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