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推し活に疲れたときは、好きの量ではなく参加の量を見る

楽しいはずなのに、新しい情報が出るたびに少し身構えるようになりました。追いつけていない自分が気になり、参加できなかった回のことを引きずる。好きな気持ちが減ったわけではないのに疲れているとしたら、原因は気持ちの側ではなく、関わり方の量にあります。

疲れているのは、追う速度のほう

情報が出る回数は、こちらの生活の都合とは関係なく決まります。発表、配信、販売、期限。追いつこうとすると、こちらの予定を全部その周期に合わせることになります。

合わせている間は充実していますが、忙しい時期が来ると破綻します。破綻したときに感じるのは、生活が回っていないことへの負い目ではなく、好きなものを楽しめていないという苦しさです。ここが重い。

好きな気持ちと、参加の量は別のものです。量を落としても好きは減りません。ところが、量が減ることを気持ちが減ったことの証拠のように扱うと、落とせなくなります。

疲れたと感じた時点で見るべきは、気持ちの温度ではなく、一週間にどれだけの時間と判断を使っているかのほうです。数えてみると、平日の夜がほぼ埋まっていることに気づく場合があります。

全部を追う前提を外す

最初は自然に追えていたものが、活動が増えるにつれて追い切れなくなります。追えなくなったのは自分の熱量が落ちたからではなく、単純に量が増えたためです。

全部を追う前提を持っていると、追えなかった分が毎回失敗として積み上がります。積み上がると、新しい情報が出るたびに負債が増える感覚になり、告知が楽しみではなくなります。

先に、追う範囲を決めておくほうが軽い。この種類だけは必ず見る、他は目に入ったら見る。決めておくと、見なかったことが選択になります。

範囲は時期によって変えていい。忙しい時期は狭めて、余裕が出たら戻す。一度決めた範囲を固定すると、生活が変わったときにまた同じところで破綻します。決め直すこと自体は失敗ではありません。

比較が、基準を勝手に上げる

同じものを好きな人の様子は、以前より簡単に目に入ります。参加した回数、持っている物、費やした時間。見ているうちに、自分の関わり方が足りないように感じられてきます。

ただ、見えているのは相手の全体ではなく、出している部分だけです。使える時間も費用も条件が違うのに、結果だけが並んで見える。この比較で基準を決めると、際限がなくなります。

自分の基準は、他人ではなく自分の生活から決めるしかありません。今の生活で無理なく出せる量が上限で、それ以上は誰と比べても出せません。

比較がきついときは、他の人の様子が流れてくる場所から距離を取るのが早い。好きなもの自体から離れる必要はありません。見る場所を変えるだけで、同じ活動が前と同じように楽しめることがあります。

費用と時間に、先に線を引く

使う額を決めていないと、その都度の判断になります。都度の判断は、期限や数量の表示に押されるので、後から見ると多くなりがちです。

月ごとの上限を決めておくと、選ぶ作業に変わります。全部は買えないので、いちばん残るものを選ぶ。選んだものへの満足度は、無制限に買ったときより高くなることが多い。

時間も同じで、平日にどれだけ充てるかを決めておくと、寝る時間を削る形になりにくい。生活が削られると、楽しむための体力そのものが減ります。

線を引くのは、好きの量を制限するためではありません。来月も再来月も同じように楽しめる状態を保つための線なので、引いたほうが長く続きます。

離れることと、やめることは別

疲れたときに、やめるか続けるかの二択で考えると、極端な判断になります。実際には、頻度を落とす、種類を絞る、一定期間だけ離れる、といった中間がいくつもあります。

少し離れると、好きだった理由のほうが戻ってくることがあります。参加の義務感が薄れると、単純に見て楽しいという状態に戻れる。

離れることに罪悪感を持つ必要はありません。応援の量で順位が付いているわけではないし、休んだ人が戻ってきても誰も困りません。

戻る場所を残しておくと、離れる判断が軽くなります。全部を手放してしまうと、戻るときの手間そのものが理由になって戻れなくなることがある。休むときほど、入り口は開けたままにしておきます。

関わり方には、もともと型がある

現地に行くことを中心に置く人、家で見るのを中心に置く人、集めることが中心の人がいます。どれが本物ということはなく、続く形が違うだけです。

自分の型と違う関わり方を続けていると、消耗が早くなります。周りに合わせて現地中心にしたが、本当は家で見るほうが向いていた、という取り違えはよくあります。

型が分かると、削る場所も決まります。中心でない部分から減らせば、楽しさをほとんど落とさずに量だけ下げられる。どこから減らすか迷っている状態が、いちばん消耗します。

自分がどの型なのかは、疲れているときほど分からなくなります。推し活診断では、関わり方の深さと、一人で楽しむか人と共有するかの二つを見ています。

自分の傾向を確かめてみる

好きなものへの熱の向け方は、人によってかたちが違います。一つに深く注ぐ人と、複数へ広く配る人。そして、その熱を手元のものとして残す人と、足を運んだ体験として積む人がいます。この二つの組み合わせで、推し活は4つのかたちに分かれます。10問に答えると、あなたが好きなものとどう関わっているのかが見えてきます。ジャンルは問いません。好きなものが何であっても同じように読めます。

10問 / 約2分 / 結果4タイプ

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