片付けられないのは、捨てられないからとは限らない
散らかるのは、置き場所が決まっていない物が多いから
SNSに疲れたと感じるとき、選択肢はやめるか続けるかの二つに見えます。ただ、疲れの出どころは人によって違っていて、見ているときに疲れる人と、出したあとに疲れる人ではまったく別の話になります。分けないまま決めると、たいてい元に戻ります。
眺めているだけで疲れるなら、原因は流れてくる情報の側にあります。投稿してから落ち着かないなら、原因は反応を待つ時間の側です。この二つは、対処がまったく違います。
見る側が原因なのに投稿をやめても、疲れは減りません。逆に、出す側が原因なのに見る時間を減らしても効きません。やめてみたけど変わらなかった、という経験がある場合、たいていここが噛み合っていません。
どちらかを確かめる方法は簡単で、一週間だけ片方をやめてみることです。見るのをやめて投稿だけ続ける、投稿をやめて見るだけ続ける。片方を止めたときに軽くなったほうが、原因の側です。
両方だという場合もありますが、そのときも順番があります。片方を先に軽くすると、残ったほうの重さがはっきり見えるようになる。同時に両方を変えると、何が効いたのか分からないまま元に戻ります。
流れてくるのは、その人の一日の中でいちばん良かった数分です。こちらは自分の一日全部と比べているので、条件が最初から揃っていません。比べるほど自分のほうが負けるように作られています。
しかも、頻繁に見ているほど条件が悪くなります。うまくいっている場面ばかりが連続して流れると、それが平均に見えてくるからです。実際には、うまくいった人だけが投稿しているだけです。
対処は、量より順番のほうが効きます。起きてすぐと寝る前を外す。この二つの時間帯は、比べたときの効きがいちばん強い時間帯です。同じ時間だけ見ても、昼に見るほうが軽く済みます。
起きてすぐに見ると、その日の基準が人の一日の良かった部分から始まります。寝る前に見ると、そのまま持ち越して眠ることになる。前後を外すだけで、同じ量を見ていても残り方が変わります。
見る相手を減らすのも効きます。全部を切る必要はなく、見たあとに気分が下がる相手を三つだけ外す。誰を外したかは相手に伝わらないので、関係を壊さずに調整できます。
投稿してから、何度も開いて反応を確かめる。この往復が、投稿そのものより時間を使っています。反応は増えたり止まったりするので、確かめるたびに結果が変わり、確かめる理由が続きます。
止め方は、確かめる回数ではなく時間を決めることです。夜に一度だけ見る、と決めてしまう。回数を我慢しようとすると、我慢していること自体を意識し続けることになります。
反応の数が気になるのは、数が自分の評価に見えるからです。実際には、その日その時間に見ていた人の数と、流れの速さで決まっています。内容の良し悪しより、時間帯のほうが効いています。
同じ内容を別の日に出すと数が変わることは、実際にやってみると分かります。一度確かめておくと、数を自分の評価として読まなくなる。読まなくなれば、確かめに行く理由も減ります。
反応が伸びた投稿のほうが疲れる、という人もいます。次も同じ水準を出さなければいけない気がするからです。この場合に効くのは、伸びた投稿を基準にしないことと、そもそも基準を持たずに出す日を混ぜることです。
疲れたときにやめると決めると、極端な選択になります。全部消すか、いままで通りか。実際には、そのあいだにいくつも段階があります。
見る時間帯だけ決める、通知を切る、見る相手を絞る、投稿だけやめる、期間を決めて離れる。この順に軽いので、上から試していけます。いきなり消すと、必要だった連絡経路まで失うことがあります。
期間を決めて離れる場合は、戻る日も決めておくほうがいい。決めずに離れると、戻るかどうかを毎日考えることになって、離れている意味が薄れます。
離れているあいだに、何が困ったかを覚えておくと次に活きます。困ったことが一つもなかったなら、そのまま距離を置いていい。連絡が取れなくて困ったなら、そこだけ別の手段に移せば済みます。
眺めているのが好きな人が、投稿を増やそうとすると疲れます。逆に、出したい人が見る専用にすると物足りなくなる。素のまま出したい人が、作り込んだ投稿を続けるのもしんどい。
疲れの一部は、本来の使い方と違うことをしているから出ています。周りがやっているやり方や、こうすべきだという情報に合わせているうちに、自分の型から外れていくことがあります。
SNS診断では、眺めるか自分から出すかと、素のまま出すか作ってから出すかの二つで型を見ています。どの型がよいという作りにはしていないので、いまの使い方が自分に合っているかを確かめる材料として使ってください。合っていない使い方をやめるだけで軽くなることは、実際によくあります。
同じアプリを開いていても、そこでしていることは人によって違います。自分から出すのか眺めて過ごすのか、そして出すものをどこまで作ってから出すのか。10問の場面から、あなたのSNSでの振る舞いを4つの型に分けます。見るだけの人が消極的というわけでも、よく出す人が目立ちたがりというわけでもありません。
10問 / 約2分 / 結果4タイプ
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