マイペースは短所なのか、面接で言い換える前に考えること
短所になるのは速度ではなく、合わせない理由のほう
誘われた時点で少し気が重くなり、行けば行ったで時計を見ている。嫌いな人がいるわけでも、話せないわけでもないのに、終わったあとの疲れ方が普通ではない。飲み会が苦手というとき、実際にしんどいのは会の全部ではなく、その中の特定の部分であることがほとんどです。
飲み会でつらくなる原因は、だいたい四つのどれかに収まります。人数の多さ、時間の長さ、話題の種類、そして席の位置です。四つとも重い人は少なく、たいていは一つか二つが効いています。
人数が原因の人は、四人までなら平気なのに十人を超えると黙ります。時間が原因の人は、最初の一時間は楽しく、そこから急に消耗します。話題が原因の人は、内輪の話や噂話の時間だけ居場所がなくなる。席が原因の人は、端か真ん中かで疲れ方がまったく変わります。
どれかが分かると、対処が「行かない」以外に増えます。全部が苦手という前提のままだと、選べる手が参加か欠席かの二つしか残りません。
最初から最後までいるのが参加、という決まりは実際にはありません。一時間で帰る参加も、二次会からの参加も、参加のうちに入ります。ところが自分の中でだけ全部いるのが正解になっていると、行くかどうかの判断が重くなります。
先に帰ると決めておくと、その場での消耗が減ります。終わりが見えていない状態が疲れの一因なので、終わりを自分で持っているだけで残り方が変わる。
帰るときの言い方は、事前に一度伝えておくのがいちばん軽い。途中で急に立つと理由を聞かれますが、始まる前に言ってあれば挨拶だけで済みます。
座る場所は、その日の疲れ方をかなり左右します。真ん中は会話が両側から来るので処理量が多く、端は落ち着く代わりに孤立しやすい。どちらが向いているかは人によって違います。
自分に合う場所が分かっているなら、早めに着いて選ぶほうが早い。着席後に移動するのは難しく、途中で席が替わる会でなければ、その日の位置は始まる前に決まってしまいます。
話しやすい相手が一人いる位置に座れると、その人を経由して会話に入れます。全員と話す必要はなく、一人分の足場があれば場に居られる。誰が来るか分かっている会なら、ここだけは先に手を打つ価値があります。
通路側や端の席には、途中で立ちやすいという利点もあります。少し外に出て、戻ってくる。この数分があるかないかで、後半の残り方がかなり変わります。奥まった席だと、それができません。
面白い話をしないと参加していることにならない、と考えると難易度が上がります。実際の場では、話す人より聞く人のほうが多く、聞いている人は不自然に見えていません。
少ない労力で効くのは、話している人のほうを向くことと、短い相づちを返すことです。この二つがあると、黙っていても会話の輪の中に入っています。逆に、無理に話題を出そうとするほうが浮きます。
質問を一つ持っておくと、沈黙の時間が楽になります。相手の仕事や最近のことなど、誰にでも使えるものを一つでいい。用意があると、間が空いたときに焦らずに済みます。
自分の知らない内輪の話が続く時間帯は、無理に入ろうとせず休む時間として使うのも手です。会が三時間あるなら、そのうち全部に参加し続ける必要はありません。抜ける時間を作れる人ほど、最後まで残れます。
飲めない、あるいは飲まない日だと伝えるのは、始まってからだと言いにくくなります。最初の注文のときに一度言っておけば、そのあとは繰り返さずに済みます。
理由を長く説明する必要はありません。今日は飲まない、で足ります。説明を足すほど、相手にも判断を求めることになって話が伸びます。
無理に合わせた日は、その場は収まっても翌日に響きます。翌日まで含めて考えると、最初に一言伝えておくほうが安いことがほとんどです。その一言を言えたかどうかで、次に誘われたときの気の重さも変わります。
同じことは、食べられないものや帰る時間にも当てはまります。始まる前に一度だけ共有しておけば、あとは会そのものに集中できます。
毎回断ると付き合いが悪いと思われる、という不安から、行きたくない回にも行ってしまう。ただ、実際に印象を決めているのは参加率よりも、断り方の形と普段のやりとりのほうです。
断るときは、行けない事実と、次への一言を添えるだけで十分です。長い理由は要りません。次に誘われるかどうかは、理由の丁寧さではなく、断ったあとの態度で決まります。
そのうえで、行く回を自分で選べるようにしておくと、行った回の質が上がります。全部行って全部消耗するより、選んで行くほうが結果的に印象もよくなります。
自分がどういう居方をする人なのかは、苦手意識が強いと見えにくくなります。飲み会診断では、大人数と少人数のどちらで動きやすいかと、話す側に回るか聞く側に回るかの二つを見ています。
人が集まる席での過ごし方は、二つのことで分かれます。同じ席で落ち着いて話すのか、動いて回るのか。そして一次会で帰るのか、最後までいるのか。この組み合わせで、集まりでの過ごし方は4つのかたちに分かれます。10問に答えると、あなたが集まりから何を持ち帰っているのかが見えてきます。付き合いの良し悪しを測るものではありません。
10問 / 約2分 / 結果4タイプ
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