写真がうまく撮れないのは、機材ではなく手順の問題
見たときの印象が消えるのは、余計なものが写るから
料理がめんどくさいと感じるとき、頭に浮かんでいるのは火を使っている時間ではありません。何を作るか決めるところ、材料があるか確かめるところ、終わったあとの片付け。実際に重いのは、この前後のほうです。
作りはじめてしまえば手は動きます。止まるのはその前で、何を作るかを決める段階です。冷蔵庫を開けて、材料を見て、組み合わせを考えて、足りないものを確認する。この一連が、実際の調理より疲れます。
疲れる理由は、判断の数が多いからです。しかも毎日発生します。仕事で一日分の判断を使い切ったあとに、この作業が待っているので、実際の手間より重く感じます。
減らす方法は、決める回数を週単位に移すことです。毎日決めずに、週に一度だけ数パターン決めておく。同じものが並んでも構いません。飽きるほうが、決められずに止まるより実害が小さい。
曜日で固定してしまうやり方も効きます。決まっていれば判断が要らず、材料も同じものを買えばよくなるので、買い物の判断まで一緒に減ります。
作る時間だけで考えていると、実際の負担と合いません。使った道具を洗い、台を拭き、生ごみを片づけるところまでが一回分です。ここが入っていないので、始める前の見積もりが毎回外れます。
外れる見積もりが続くと、次から始めるのが重くなります。三十分のつもりが一時間かかった記憶が積み上がるからです。実際の時間より、想定とのずれのほうが効いています。
一度だけ、片付けまで含めて時間を測っておくと、この差がなくなります。分かってしまえば、その時間が取れない日は最初から作らない判断ができる。始めてから足りないと気づくのが、いちばん消耗します。
減らすなら、洗い物が少ない作り方を選ぶのがいちばん早い。同じ料理でも、使う道具を一つ減らすだけで終わったあとの重さが変わります。味より片付けを基準に選ぶ日があっていい。
一度に多く作って何日か食べる方法は、判断の回数も片付けの回数もまとめて減らせます。効く人にはとてもよく効くので、料理がめんどくさいという相談への答えとしていちばんよく出てきます。
ただし、同じものが続くのがしんどい人には合いません。二日目で食べたくなくなり、結局残して捨てることになる。捨てた記憶が残ると、次から作る気が減ります。
自分がどちらかは、これまでの記憶で分かります。作り置きが残ったことがあるかどうか。残る人は、多めに作るのではなく、下ごしらえだけ先に済ませる形のほうが向いています。
下ごしらえだけ先にやっておくと、その日の作業が短くなるうえに、同じものが続くこともありません。切る作業と洗い物をまとめて済ませておくだけで、平日の負担はかなり変わります。
レシピに書いてある材料が全部揃っていないと作れない、と考えていると、買い物が済んでいない日は何もできません。実際には、足りないものを抜いても成立する料理は多くあります。
抜いていいものと、抜くと別物になるものの区別は、何度か作れば分かってきます。分かるまでは、書いてある通りに作るのが早い。ここは順番の話で、どちらのやり方が正しいという話ではありません。
揃わないから作らない、が続いているなら、材料の少ない料理を三つだけ覚えておくと止まらなくなります。三つあれば、たいていの日はそのどれかで足ります。増やすのは、その三つが回りはじめてからで構いません。
自分で足していくやり方が合う人は、レシピを見ない日のほうが早く作れます。その場合、レシピを探す時間そのものが手間になっているかもしれません。
毎日作ることを前提にしていると、作らなかった日が失敗として記録されていきます。失敗の記憶が積み上がると、料理そのものが重い話になっていく。実際には作れなかっただけなのに、続けられない自分の話にすり替わります。
週に何回作るかを先に決めておくと、この判定が変わります。週三回と決めていれば、作らない日は予定通りです。決めていないから、作らないたびに負い目が出ます。
作らない日のための選択肢を、あらかじめ二つ決めておくのも効きます。決まっていれば、その日に何を食べるかで悩まずに済みます。悩む作業がなくなるのは、作る日と同じくらい効きます。
料理には、レシピ通りに作るか自分で足すかという軸と、食べる分だけ作るか多めに作るかという軸があります。この組み合わせで、合うやり方がかなり変わります。
合わないやり方を続けていると、料理そのものが向いていないように感じます。実際には、選んでいる進め方が自分の型と違うだけ、ということが多い。
料理タイプ診断では、この二つの軸で自分の型を見ています。腕前を測るものではないので、どこを軽くすれば続くのかを考える材料として使ってください。合わなかった方法を続けられなかったことは、失敗として数えなくて構いません。
同じ料理を作っても、進め方は人によって違います。書かれたとおりに作る人と、自分で足していく人。そして食べるぶんだけ作る人と、多めに作る人。この組み合わせで、作り方は4つのかたちに分かれます。10問に答えると、あなたが台所で何を大事にしているのかが見えてきます。腕前や手際を測るものではありません。
10問 / 約2分 / 結果4タイプ
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