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将来の話をしないままなのは、聞き方が大きすぎるから

付き合ってしばらくたつのに、将来の話が一度も出ていません。こちらから切り出すと重いと思われそうで、かといって黙っていると時間だけが過ぎる。相手が避けているのか、単に考えていないのかも分からない。この状態が続くとき、詰まっているのは気持ちではなく話の作り方であることが多いです。

重くなるのは、質問が大きすぎるから

将来どうするつもりか、という聞き方は、答える側にとって範囲が広すぎます。仕事も住む場所も家族のことも全部入っているので、どこから答えても不十分になる。だから、はぐらかす形の返事になります。

はぐらかされた側は、避けられたと受け取ります。実際には、答えを持っていないか、まとめ方が分からなかっただけのことが多い。ここで気持ちの話にすると、噛み合わないまま長引きます。

大きい質問を、答えられる大きさに割るのが先です。来年の住む場所、この先数年の働き方、貯めるかどうか。範囲が決まっていれば、考えていない人でもその場で考えられます。

割った質問なら、答えが出なくても次に進めます。分からないという返事も、範囲が狭ければ情報として使える。来年の住む場所は分からないが働き方は決めている、という形で少しずつ埋まっていきます。

確認したいのは、たいてい方向だけ

将来の話をしたい理由をたどると、具体的な計画がほしいわけではないことが多い。この関係が続く前提で考えていいのかを知りたい、というのが本体です。

それなら、聞くことも小さくできます。来年もこの二人でいる前提で予定を考えていいか。この形なら、時期や条件を決めなくても答えが返ってきます。

方向が確認できると、細かい計画は後回しにできます。逆に、細部から詰めようとすると、方向が合っていない場合に無駄な議論が長く続きます。

切り出す時期と場所を選ぶ

話が流れるかどうかは、内容より場面で決まります。疲れている日の夜、揉めた直後、時間が区切られている場面。この三つで切り出すと、同じ話でも防御の姿勢で受け取られます。

向いているのは、予定のない日中と、少し先の予定を決めている場面です。旅行や引っ越しの相談は、将来の話に自然につながります。話題として持ち出す必要がないのが利点です。

改まった場を作ると、それ自体が重さになります。向かい合って座って始めると、相手は結論を求められていると感じる。並んで歩いているときのほうが、答えが出やすいことがあります。

一度で全部を終わらせようとしないほうが続きます。分けて何度も話すほうが、結果として決まる量は多くなる。一回あたりが短ければ、切り出す側の負担も、答える側の重さも下がります。

答えが返ってこないときの読み方

はっきりしない返事が続くとき、その意味は一つではありません。まだ考えていない、考えているが言える段階ではない、答えると約束になるので避けている。この三つは対処が違います。

見分けるには、期限のない質問に変えてみます。いつかは、ではなく、今どう考えているか。今の考えなら、変わる前提で言えるので出てきやすい。

それでも出てこない場合、聞き方の問題ではなくなっています。ただし、一度で判断はできません。同じ内容を、時期を空けて二度か三度置いてみると傾向が見えます。

何度置いても動かないなら、その反応自体が答えになっています。厳しい結論ではありますが、分からないまま何年も過ごすより、こちらが判断するための材料になる。待ち続ける時間にも限りがあります。

こちらの希望を先に言うほうが早い

相手の考えを引き出そうとすると、こちらの発言が質問ばかりになります。質問が続くと、答える側は査定されている感覚になり、口が重くなる。話すほど遠ざかるのは、この形になっているときです。

先にこちらの希望を置くと、話の性質が変わります。自分はこう考えている、と言えば、相手は賛成か反対かで応じられる。ゼロから作るより、はるかに答えやすい形です。

希望を言うと重いと思われる、という心配はありますが、実際に重くしているのは希望の内容ではなく、答えを今すぐ求める姿勢のほうです。返事はいつでもいいと添えるだけで、かなり軽くなります。

話す頻度は、二人で同じでなくていい

先のことを考えるのが好きな人と、目の前のことに集中する人がいます。前者にとって将来の話は楽しい時間ですが、後者にとっては決めごとの作業です。同じ話題でも、負荷がまったく違います。

違いが分かっていれば、頻度を合わせる必要はありません。話したい側が全部を持ち出すのではなく、決めるべきことだけを選んで出す形にすると、相手も応じやすくなります。

逆に、先のことを考えない側も、まったく応じないままだと相手の不安が積み上がります。答えを出さなくても、聞く時間を取ることはできる。聞いてもらえた事実だけで、不安はかなり収まります。

自分たちがどう違うのかは、話せていない時期には分かりません。将来の話診断では、先のことをどれだけ具体的に考えるかと、それを口に出すかどうかの二つを見ています。

自分の傾向を確かめてみる

相手とのこれからを、いつどこまで話すか。早いうちに切り出す人と、固まってから話す人がいます。そして話す範囲も、一緒にいるかどうかまでの人と、暮らしの細部まで並べる人に分かれます。この組み合わせで、将来の話のしかたは4つになります。10問に答えると、あなたがその話で何を確かめようとしているのかが見えてきます。早く話すほうがいい、という診断ではありません。

10問 / 約2分 / 結果4タイプ

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